スピーカーのポテンシャルを最大限に引き出す
バイワイヤリング
接続のすすめ

さらなる高音質をめざして、クリプトンKXシリーズ・スピーカーは
全てバイワイヤリング接続に対応しています。(一部派生モデルを除く)


これほどまでにのびやかな中高域が出せるとは…バイワイヤリング(Bi-wiring)
スピーカーのボイスコイルは、発音機とジェネレーターの役目が一緒になってしまっているため、ボイスコイルのマグネットサーキットの磁界は、音を出すと同時に発電もしてしまいます。
2ウェイ・スピーカーで、トゥイーターとウーファーがネットワークを介して直結している状態では、ウーファー側で発電した信号がトゥイーター側に干渉し、モジュレーションをおこしてしまうことで、音に悪影響を与えてしまいます。バイワイヤリング接続は、この逆起電力を一度アンプ側に戻し、ショートさせることで、音への悪影響を防ぐことができます。
バイワイヤリング接続の
おすすめ
バイワイヤリング一体ケーブルでバイワイヤリング端子装備のスピーカーシステムと簡易にバイワイヤリング接続が可能で、高音質化を実現できます。
スピーカーユニットの特性に合わせて、ツイーターはマグネシウム芯線(φ0.7mm導通あり)にPC-Triple C(φ0.7mm)×6をロープ撚りしてポリエチレンの絶縁被膜で構(外径φ3.9mm)。ウーハーはPC-Triple C(φ0.33mm)×7本を6束でロープ撚りして、ポリエチレンの絶縁被膜で構成(外径φ3.9mm)。
ウーハー用とツイーター用を合わせて絹の介在を紙テープで巻き、耐熱性ポリオレフィン樹脂のシースで構成(外径φ11.5mm)。バイワイヤリングのツイーター用とウーハー用のケーブルを1本に合わせた特殊なケーブルとなっています。このバイワイヤリングケーブルは、通常のスピーカーケーブルのように左側、右側の2線で簡単に配線ができます。

バイワイヤリング接続による
効果
ウーハーからの逆起電力がツイーターに加わり、ツイーターの信号に乗ってモジュレーションを起こし、高域の透明感とS/N感を損なってヌケが悪くなることを防ぎます。

Bi-wiring Cable

Bi-wiring Cable


スピーカーケーブルの長さを指定してオーダー受注に対応。
余剰な長さをなくすことによってダイレクトにスピーカー再生を実現。
編込部分の端末処理の綺麗な仕上げとメーカーならではの高品質。
スピーカー側の接続について
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スピーカー接続端子
バナナプラグ・Yラグに対応しています。
ジャンパー線は内部配線材と同じケーブル(ウーハー側)、SC-HR1500を使用します。 -
シングルワイヤー接続
ジャンパー線を使用し、「クリプトン標準」はウーハー側に接続します。
ツイーター側への接続や、たすき掛け(「+」ツイーター、「-」ウーハーまたは「-」ツイーター、「+」ウーハー)接続もあります。 -
バイワイヤー接続(バイアンプ接続)
SC-HR2000を使用した場合、ツイーターは「-」白と「+」緑、ウーハーは「-」黒と「+」赤にして、ジャンパー線は外します。